愛すべきドイツビールについて〜入門編〜
ようこそビール王国ドイツへ
ドイツといえば、お城やクラシック音楽、ソーセージにサッカー、
木組みのお家そして忘れてはいけないのがドイツビール
土地色豊かな醸造所がたくさん
ドイツ国内には約1500を超えるビール醸造所があると言われています。
そのうち640の醸造所は南ドイツのバイエルン地方に存在します。(2020年情報)
毎年約600万人の来場者を誇る世界的にも有名なオクトーバーフェストが開催される
ミュンヘンもバイエルンに位置しますね。
様々な種類、テイストのビールが存在するドイツ。ビールは日常から切っても
切り離せないドリンクです。
ドイツでは地域性や原料の種類、製造法によって、およそ5000銘柄のビールが作られていると言われています。
単純計算で、全てのドイツビールを飲むには毎日飲んでも13年半はかかります。
ドイツのビール消費量!ドイツでは水のようにのまれてる?
お昼からビールが飲まれていたり、レストランではジュースやお水などとほとんど
値段が変わらずビールが提供されています。
ただし、ドイツでは年々ビールの消費量が少なくなっています。
2016年の1年間ドイツでのビール消費率は一人あたり104リットル、
ヨーロッパでのビール消費率は2位です。
1位はお隣のチェコで、年間一人当たり143リットル。
海外にも輸出され愛されているドイツビールですが、2017年のある調査では
ドイツで醸造された80パーセント以上のビールは国内で消費されているんです。
とりわけ、小さな村なんかではその土地で作られたビールをその土地の人たちが
その場で消費するということも関係していると思います。
瓶詰めもされておらず、醸造所に併設された飲み屋やレストランでしか味わえないレアなビール
がそのたとえです。
ビール醸造には古くからつたわる法律がある
1516年に『バイエルンビール純粋令(Reinheitsgebot)』がバイエルンのインゴルシュタット
で発布されました。
これは現在でも有効な世界最古の食品法でビールの品質を守るために、ビールには
「水、ホップ、大麦と酵母のみ」の原料しか使用してはいけないという法律があります。
*酵母はのちに追加されました。
バイエルン地方では500年経った今でもこのビール純粋令にしたがってビールが作られています。
ドイツのビールスタイル
ドイツビールといえばピルスナー、個人的にはみなさんの中で最も知られている
ドイツビールの種類かなと思います。
他にも、ヴァイスビア、ヘレス、ケラービール、アルコール度の高いボックビール、
イベントの際に飲まれるフェストビール、無濾過のツビッケルビールなどなど。
みなさんはどんなドイツビールが好きですか?
(個性満載ドイツビールは別ページで紹介します。)
みんな大好きビアガーデン
冬が長くて厳しいドイツ、春を迎え夏を目前にすると各地でビアガーデンがオープン。
5000人の収容人数を持つ大きなビアガーデンや、子供の遊び場が付いていたり、
太陽や自然が大好きなドイツ人は夏になると家族や友人、同僚とビアガーデンで食事を
したりビールを飲んだり。
そんなビアガーデンが誕生したのは200年以上前、そしてそこには伝統的な
しきたりがあるのです。
ドイツもまだまだ寒い冬ですが、ビアガーデンの時期が楽しみですね!
バイエルンのビアガーデンについての記事もご参考に
【ビールをもっと楽しもう】本場ドイツビアガーデンの歴史と楽しみ方
このサイトでは、ドイツビールの文化や歴史、イベント、地方限定のビール、
為になる、そしてビールが大好きな管理人のドイツでの生活や小話など、
様々な情報をお伝えします!
ビール好き集まれい!!
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