【世界のビール豆知識】4/23 今日はドイツビールの日!!!
- 2020.04.23
- テーマ研究: ドイツビール文化 ドイツ ビール
- Reinheitsgebot, Tagdesbieres, イベント, ドイツ, バイエルン, ビール, ビール純粋令, ビール豆知識, 世界のビール, 歴史, 海外ビール
4月23日はビール好きにはとても重要な日です。
そう、ドイツビールの日です。
1 516年4月23日に、当時のバイエルン公国ヴィルヘルム4世がビールの質を保つため、『 ビールの原料は 水と麦芽とホップと酵母のみとする』というビール純粋令 Reinheitsgebot を南ドイツのインゴルシュタットで制定しました。
この現在でも通用する世界最古の食品法の制定を記念して1994年ドイツ醸造連盟がドイツビールの日と定め毎年お祝いされるようになりました。500年以上たった今でも、ドイツ特にバイエルンでは今もなおこの法律に基づいたビール作りが盛んです。
ビール純粋令については以下の記事で紹介しています。
500年の歴史を持つビール純粋令とドイツビールの日
毎年各地で行われるビールイベント
毎年4月23日にはドイツの各都市で大小さまざまなビールの日のイベントで盛り上がります。
今年はコロナウィルス感染症の影響でビールの日のイベントは残念ながら中止となりました。さらには居酒屋やビアガーデン、バーなども規制で閉まっている挙句に、家族や同居人以外と会うことが制限されているため、お気に入りの醸造所ビールを買い込んで家でしっぽりとお祝いすることしかできません。
非常に残念です。。。
私の住むバンベルクでは毎年、市内の醸造所7件がマキシミリアン広場にあつまりおいしい樽からのビールを飲むことができます。
ミュンヘンでは、サーバー(特設ビールの泉)から注いだビールが無料で配られます。
2016年にはビール純粋令が公布されたインゴルシュタットでは時間限定で市内の噴水から水の代わりにビールを出してこちらも無料で楽しむことができました。
今年のイベントが中止の分、来年のビールの日は盛大にお祝いしたいものです。
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