【ビールぶらり旅】パラダイス・ホップ産地のお城醸造所レストランへ

2018年２件目の醸造所巡りはお城に決定？？

Schlssbrauerei Au- Hallertau(シュロスブラウアライ　アウ・ハラータウ)

さて、今日は天気があまり良くないぞ、ということで向かった先は、
世界でも最大級ホップの名産地Hallertau、にある
Schlssbrauerei Au- Hallertau
(シュロスブラウアライ　アウ・ハラータウ)に行きました。
Schlossとはドイツ語でお城を意味します。その名の通り、こちらの
建物は1846年から男爵の住んでいるお城です。

さて今日も気ままなビール紀行が始まります。

醸造所までの長いバスでの道のり、広大なホップ畑が見えてくると
期待も膨らんできます。

私が、ここを訪れたのは、雪がちらつく２月の土曜の昼一番。
入り口の並木道からは、なんだかハリーポッターのBGMが流
れてきそう。

現在のオーナーは６代目です、Freiherr ,いわゆる男爵の爵位
を代々持っています。
こちらでの醸造伝統は1590年までさかのぼるようです。

今では、伝統的な職人のビール醸造技にモダンな技術を取り入れ、
ビールの高いクオリティーが同じに保たれるようにしているんだそう。

レストラン(Schlossbrauereikeller Au Hallertau)に入ると、素敵な
空間が広がります。

レストラン内

扉を開けるとすぐに歴史ある醸造関係の器具が飾られていました。

天井はそう高くなく、アーチ型で、店内にも古い醸造機械がありました。

店の奥には、一段高くなった丸テーブルが一つありました。
店員さんも一人だったので、いつものようにビールサーバーの見える
近い席へ。

そんなに混んでいなかったこともあり、ウェイターさんが上の階に
古いビールの看板があるから見ておいでよと、鍵を開けて案内
してくれました。

薄暗かったんですが、昔の古い仕込み室と大麦打穀場があるところでした。
仕込釜もあっていい感じです！

イベントなどで使うホールになっていて、
一週間前にはカーニバルのパーティーで盛り上がってたそうです！
とても素敵な空間で、ぜひここでもビールを飲みたいな。と。

Schlossbrauerei Au Hallertauビール紹介

個人的な味のレポートですが、

ピルス
キレッキレの後味

ヴァイスビール
バナナ風のアロマでフルーティー、甘みをぐっと感じ口の中にフワー

ヘレスNaturaltrüb
珍しいノンフィルターのへレス。
モルト甘みが強く、濁りの無いライトなへレスよりいい意味で重みがある

全体的にフルーティーな味がしました。
（もう少し味レポートが上手くなるよう頑張ります！！！）

おつまみにはニシンの燻製をいただきました。
ほのかに薫るスモークがいうまいつまみになりました。

ここのNatüraltrübケラービールは、醸造所のLagertank貯蔵タンクから直接
来ています。

こんなところも見ちゃったよ

帰りのバスの関係でゆっくりしていると、ウェイターさんがちょっとおいでよ、と
他にも特別に、瓶詰め作業をするところなど案内してもらいました。
鍵があるところは、全部開けて見せてもらいました。
今回は、ビール醸造の中枢は見れませんでしたが、次回はぜひ見に行くぞ！

ちなみにタイビールSinghaのドイツで流通しているビールもここで醸造し
てるんですって。すごい数でビールケースが積んでありました。
人気なんですね。

とにかく、アットホームで気持ちい接客でビールもより美味しく感じられました。

最後に、たくさんあるビールから数本お土産ビールを購入！
そんな有意義な半日！
外に出ると雪が積もってさらに、雰囲気が高まります。

夏は、素敵なビアガーデンが待っていますよ。