【ドイツグルメ】フランケン名物肉料理ショイフェラ 

【ドイツグルメ】フランケン名物肉料理ショイフェラ 
Schäuferla_Wirsing_Pils

カリカリ・ジューシー ボリュームたっぷりの伝統的肉料理

ドイツといえばでまず思い浮かぶのが、ビールと肉料理、そしてジャガイモ。
バイエルンで生活している私からすると間違っていないと思います。
北バイエルンに位置するフランケン地方。
クリスマスマーケットが人気のニュルンベルク、ワインで有名なビュルツブルクや私の住んでいるビールパラダイスバンベルクがあります。このあたりで伝統的によく食べられる名物料理、それがSchäuferla ショイフェラです。

フランケン地方に来たらぜひお試しあれ!

本日紹介する Schäuferla ( ショイフェラ )
Schäufele ( ショイフェレ )、schäufelchen ( ショイフェルヒェン ) などとも呼ばれます。

骨付きの豚肩肉のオーブン焼き料理ですが、地域によって呼び方だけでなくレシピや添え物などが少し異なります。

とにかく肉料理好きにはたまらないボリューム感!
特徴は、骨付きであること格子状に切り込みの入った皮がカリカリに焼かれていること。名前の由来は、骨の形がShaufel ( シャウフェル: スコップ)に似ていることから来ています。ちなみに、ショイフェラは小さいスコップという意味になります。

Schäuferla
(残念ながら、ショイフェラといえば!!という写真が意外と見つからず。。)


大きな骨付き肩肉の脂身に格子に切り込みを入れ、塩コショウでたっぷり下味をつけ、根菜とスープに浸し一緒にオーブンで焼いていきます。ゆっくりじっくり焼くことでお肉が骨からポロリとはがせるくらい柔らかくなります。 野菜やお肉そのものの出汁のでてきたスープを焼きながら何度もお肉にかけていき、スープは最後にソースとしてかけられます。
ビール文化が根付いているフランケンだからこそのソースにビールを使うことも!
醸造所の直営レストランでは、自家製のビールをソースにすることが多いです。

バンベルクでの定番の付け合わせはKloß クロース(ジャガイモの団子、クヌーデル)とWirsingヴィルズィング (ちりめんキャベツ)のピューレです。

Wirsing_Beirage
ジューシーなお肉、味のしっかりしたビールソースにピュレーを絡めて貯めるのが最高の幸せ、もっちもちのKloßもカリカリに焼かれた皮も絶品です!
そして、ついついビールのお代わりをしてしまう。。。。